生き恥曝しても死に恥曝すな
生きているうちに恥をかいても、死後に残るような恥をかいてはいけないということ。

tukuba

 さらに―― 「……ゲーテとシルラーの完全な作品集を私にお送り願えないものでしょうか。この二人は私の最も愛読する詩人たちです。また私はオシアンとホーマーとが好きですが、しかしこの詩人たちは私には翻訳でしか読めません。」(ブライトコップフ・ウント・ヘルテル宛、一八〇六年八月八日――ノール・第五)。〔訳者注――ライツマン・第二巻第五十九頁〕  ベートーヴェンが大して教育を受けてはいなかったにもかかわらず、彼の文学上の趣味のいかにも確実であったことは注目さるべきことである。「偉大で堂々として常にDドゥア(ニ長調)だ」と彼の感じていたゲーテと並べて、否ゲーテ以上に、ベートーヴェンはホーマーとプルタークとシェイクスピアの三人を愛読した。ホーマーの中では『オディセー』を好んだ。シェイクスピアを絶えずドイツ語訳で読んでいた。そして彼がいかに悲劇的な偉大さをもって『コリオラン』と『嵐』とを音楽に訳出したかをわれわれは知っている。プルタークについては、「フランス革命」時代の多くの人々と同様に彼もプルタークに養われていた。ブルーツスは、ミケランジェロにとってと同様にベートーヴェンの英雄であった。彼の好きなこの英雄の小さな像を自分の室に置いていた。彼はまたプラトンを愛して、プラトンの考えたような共和国を全世界にもたらすことを夢想していた。「ソクラテスとイエスとが私の模範であった」と彼はどこかでいっている。(談話・一八一九年―一八二〇年)。〔訳者注――ライツマン編の『ベートーヴェン』に収められている彼の「手記」の中には、ゲーテの『西東詩篇』シェイクスピアの『オセロ』や『ロメオ』や『ヴェニスの商人』ホーマーの『オディセー』などからベートーヴェンがした書き抜きが集まっている〕 つくば 歯医者 http://eguisibui.blogasie.com/
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