hakusai
先日、仕事関係の人と鍋料理を食べに行きました。オーソドックスな寄せ鍋だったんですが、具材の白菜について、意外な話を聞きました。 情報提供者は得意先のうんちく王。彼が言うには、白菜が日本に伝わったのは明治時代。「兵隊が中国から白菜の種を持ち帰ったのが始まり」というのですから、おそらく日清戦争のころでしょう。ということは、明治27、8年。すぐに流通したとは考えられません。なので、一般的に食べられるようになったのは大正時代以降と考えていいでしょう。 白菜はなんとなく「日本の野菜」のような顔をしてますので、これは意外でした。 その先輩がいうには、もともと地中海のあたりで栽培されていた野菜がその後キャベツに品種改良され、同じ野菜が中国へ渡って白菜になったのだとのこと。 キャベツのほうは江戸時代に日本に伝わったといいますから、日本人は白菜よりキャベツを、ずっと古くから食べていたことになるわけです。これもまた、意外。 うんちく話に「へー」と感心してしまいました。ちなみに私は、キャベツはぬか漬け、白菜は浅漬けで食べるのが一番好きです。 白菜の漬物の、葉っぱの部分でごはんをくるみ、わさび醤油をつけるのがベストです。あー、食べたくなってきました。
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